New(乳)カレッジの新学期★母乳育児をおもしろく(^ ^)
4月より、Birth Keeper勉強会
『母乳育児支援の12分野』の新クールが始まりました!
これから6ヶ月間、月に1回、皆で学び合います(^ ^)
「ママと赤ちゃんのために何かしたい!
母乳育児をより深くお手伝いしたい!」
そんな思いのある、
とってもアツ〜くて素敵な助産師さんたちが集まってくれました(^ ^)
本日、第1回目のお題は
☆Birth Keeperの理念とその活動
☆母乳栄養の利点
☆母乳栄養児に必要な配慮
☆人工栄養についての基礎知識
☆母乳分泌の解剖生理
☆母乳の成分・生化学
☆母乳育児中の母親の食事・嗜好品
☆母乳育児成功のための10ケ条
☆ケーススタディ&ディスカッション
ディスカッション。
『母乳育児がうまくいかない原因は?』
『「妊娠中・入院中・退院後」の理想のサポートは?』
ずらりと意見が並びます(^ ^)
日本では9割の女性が
「赤ちゃんが生まれたら、できれば母乳で育てたい」
と思っているのに対し、実際に母乳育児できているのは5割です。
(厚労省調べ)
日本の母乳育児率は低く、
約4割のママさんたちは、母乳育児で悩み、困っている状況です。
年間約94万人の赤ちゃんが生まれ、
そして約37万人のママさんたちが母乳で困っていることになります。
みなさん真剣!!
原因は?
核家族化によるワンオペ育児、育児の体験が乏しい、産後のイメージの希薄さ、出産の高齢化による弊害、社会の無理解、ケアの手薄さ・・・。
いろいろありますが、
日本は残念ながら子育てに厳しい国。
母乳育児するのにも厳しい環境だと言えます。
解決策についてディスカッションし、意見を出し合って図面化。
産後の理想から、産前の目標が見えてくるので、
妊娠・出産・産後を区切らずに考えることがポイント。
社会でできること、施設でできること、自分でできることが見えてきます。
突破口は『妊娠から産後までの継続したお手伝い』ですが、
産後からのケアが途切れる今の日本。
我々助産師の最重要課題とも言えます(>_<)
『母乳育児あるある』は万国(?)共通☆
母乳育児支援は、広くて深い知識と経験が求められることもあれば、
時にオリジナルな方法が必要なこともあります。
どんなやり方が合っているか。
ママと赤ちゃんを深く知ることで、見えてくることが多いです。
産前〜産後の継続した関わりの中で、
ママと赤ちゃんとしっかり向き合うことがとても大切です。
今回も、マジメ7割・笑い3割の内容でした(^ ^)
いろんな施設から助産師さんたちが集まってくれています。
みなさんそれぞれ、素晴らしいキャリアをお持ちです。
母乳育児で一人で悩むママさんが多い中、
一人で悩む助産師が多いのも事実。
日々の悩みを、同じ思いのある仲間と共有できたら・・・。
知識と技術を深めるだけでなく、
助産師と助産師がつながる場所になっていけたら、と思っています。
みなさんいいお顔です(^ ^)
ママと赤ちゃんがハッピーな社会に。
そうすれば自然と母乳育児しやすい環境になれるはず。
みんなの思いを一つにして、
母乳育児での困りごとを一つずつ減らしていきたいと思います。
みなさんおつかれさまでした!!楽しかったです!!
今回も素敵な出会いに感謝(^ ^)
ママと助産師の
「母乳育児は難しいもの」というイメージをとっぱらい、
「おもしろくてやりがいのあるもの」になるよう、
Birth Keeperは猛進中です。
一人でも多くのママと赤ちゃんが母乳育児を楽しめるよう、
私たちも学ばせてもらいます!!
ともに成長していきましょう☆☆☆