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2018-04-16

New(乳)カレッジの新学期★母乳育児をおもしろく(^ ^)

4月より、Birth Keeper勉強会

『母乳育児支援の12分野』の新クールが始まりました!

 

これから6ヶ月間、月に1回、皆で学び合います(^ ^)

「ママと赤ちゃんのために何かしたい!

 母乳育児をより深くお手伝いしたい!」

そんな思いのある、

とってもアツ〜くて素敵な助産師さんたちが集まってくれました(^ ^)

 

 

本日、第1回目のお題は

☆Birth Keeperの理念とその活動

☆母乳栄養の利点

☆母乳栄養児に必要な配慮

☆人工栄養についての基礎知識

☆母乳分泌の解剖生理

☆母乳の成分・生化学

☆母乳育児中の母親の食事・嗜好品

☆母乳育児成功のための10ケ条

☆ケーススタディ&ディスカッション

 

 

  ディスカッション。

『母乳育児がうまくいかない原因は?』

『「妊娠中・入院中・退院後」の理想のサポートは?』

ずらりと意見が並びます(^ ^)

 

日本では9割の女性が

「赤ちゃんが生まれたら、できれば母乳で育てたい」

と思っているのに対し、実際に母乳育児できているのは5割です。

(厚労省調べ)

日本の母乳育児率は低く、

約4割のママさんたちは、母乳育児で悩み、困っている状況です。

年間約94万人の赤ちゃんが生まれ、

そして約37万人のママさんたちが母乳で困っていることになります。

みなさん真剣!!

 

原因は?

核家族化によるワンオペ育児、育児の体験が乏しい、産後のイメージの希薄さ、出産の高齢化による弊害、社会の無理解、ケアの手薄さ・・・。

いろいろありますが、

日本は残念ながら子育てに厳しい国。

母乳育児するのにも厳しい環境だと言えます。

解決策についてディスカッションし、意見を出し合って図面化。

産後の理想から、産前の目標が見えてくるので、

妊娠・出産・産後を区切らずに考えることがポイント。

社会でできること、施設でできること、自分でできることが見えてきます。

突破口は『妊娠から産後までの継続したお手伝い』ですが、

産後からのケアが途切れる今の日本。

我々助産師の最重要課題とも言えます(>_<)

 

 『母乳育児あるある』は万国(?)共通☆

 

母乳育児支援は、広くて深い知識と経験が求められることもあれば、

時にオリジナルな方法が必要なこともあります。

どんなやり方が合っているか。

ママと赤ちゃんを深く知ることで、見えてくることが多いです。

産前〜産後の継続した関わりの中で、

ママと赤ちゃんとしっかり向き合うことがとても大切です。

 

今回も、マジメ7割・笑い3割の内容でした(^ ^)

 

いろんな施設から助産師さんたちが集まってくれています。

みなさんそれぞれ、素晴らしいキャリアをお持ちです。

母乳育児で一人で悩むママさんが多い中、

一人で悩む助産師が多いのも事実。

日々の悩みを、同じ思いのある仲間と共有できたら・・・。

知識と技術を深めるだけでなく、

助産師と助産師がつながる場所になっていけたら、と思っています。

 

 みなさんいいお顔です(^ ^)

 

ママと赤ちゃんがハッピーな社会に。

そうすれば自然と母乳育児しやすい環境になれるはず。

みんなの思いを一つにして、

母乳育児での困りごとを一つずつ減らしていきたいと思います。

 

みなさんおつかれさまでした!!楽しかったです!!

 

今回も素敵な出会いに感謝(^ ^)

ママと助産師の

「母乳育児は難しいもの」というイメージをとっぱらい、

「おもしろくてやりがいのあるもの」になるよう、

Birth Keeperは猛進中です。

一人でも多くのママと赤ちゃんが母乳育児を楽しめるよう、

私たちも学ばせてもらいます!!

ともに成長していきましょう☆☆☆

 

 

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