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2017-10-05

ラクで楽しい母乳育児★栄養と同じくらい大切なものって?

 Birth Keeper 整体師のリュウです。

本日は、からだつくりについてお話させていただきます。

 

妊娠・出産・子育て予定のある方は、栄養に気を使う方がとても多いのですが、それと同じくらい大切なものって、何かご存知でしょうか?

それは酸素です。

 

 

私たち人間は常に身体を古いものから新しい物に入れ替えています。

これを代謝といいます。

酸素と栄養を身体の隅々まで送り、代謝をスムーズにする事は、

ママと赤ちゃんの健康にとても重要になってきます。

 

鼻から入った空気は、気道・気管支・肺・肺胞に行き、

心臓から送られた血液に酸素を運び、全身に酸素を送ります。

身体に溜まった二酸化炭素を体外へと運び出し、効率よくエネルギーを作り生命活動を行います。

1回の呼吸で、約500mlペットボトル1本分が入れ替わると言われています。

1分間で約8000mlの入れ替わり。

1日で11,520,000ml(11,520ℓ)の入れ替わりをしているわけです。

スゴい量を必要としています。

この呼吸をスムーズに行うには、 筋肉の働きが欠かせません。

肋骨についている筋肉、外肋間筋と横隔膜の働きが必要です。

 

 

この筋肉が使えないと、肩周りの筋肉を使ってしまい、

浅い呼吸になりやすいです。

お腹と胸に手を当て、どちかが先に動くか感じてください。

お腹に置いた手が先に動けば腹式呼吸。

外肋間筋と横隔膜をうまく使えています。

胸の手が先に動けば、胸式呼吸。肩の筋肉を使ってしまい肩こりの原因になります。

腹式呼吸は深く、胸式呼吸は浅い呼吸と言われています。

身体に必要な酸素を取り入れるため、腹式呼吸(深い呼吸)を心がけましょう。

胸式呼吸になる方の特徴としては

考え事が多くなっている。

イライラが多くなってきている。

眠りが浅い。

・・・などです。

そういった方にお勧めは

ゆっくり何も考えなく歩く事。

朝30分早く起きて外の空気を吸う事です。

好きなことをして笑うこともオススメです(^ ^)

からだのリズムが整いはじめ深い呼吸がしやすくなります。

 

 

そしてもう一つ。

深い呼吸は腹横筋の収縮を促し、深層部筋群の支持を補助すると

言われています。

横隔膜と骨盤底筋群の位置をみてください。

 

理想の姿勢は、横隔膜と骨盤底筋群の位置が水平に位置し、

お腹を上下から挟むような状態になっております。

前後は腹横筋と多裂筋で挟むようになり、体を支え安定した状態を保ちます。

この状態を作れれば、産前であれば骨盤の器がしっかり赤ちゃんを支えてくれます。

産後では、尿漏れや子宮脱といったトラブルを回避できます。

 妊娠中や産後は、意識的に深い呼吸をすると、ママにも赤ちゃんにも良いことにつながる、というわけですね。

 お産の時も腹式呼吸は大切ですから、妊娠されたら深呼吸ははずせないのです。

腹式呼吸ができる方は、横隔膜がよく動くおかげで、上半身の循環が良く、

母乳も良く出ると言われています(^ ^)

これはもう、深呼吸しない手はないですよね!!

 

 

スムーズな妊娠・スムーズなお産・スムーズな母乳育児のために、

みなさん深呼吸を積極的にしてくださいね!!

 

 

★Birth Keeperは、ラクで楽しい母乳育児のために、みなさんのからだ作りを応援しています★

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