2019-01-20
歩こう!
Birth Keeperのリュウです。
前回は
『人の命はいつ始まるのか』
を書いてみました。
ブログは(↓)
今日は
『人とたの動物との違い』
について考えたいと思います。
この書籍では
『人とサルとの違い』
を73個書いております。 (解剖学的な違い)
解剖学的な違いが発生したのは
『直立二足歩行』
が出来たからだそうです。
ここから全ての変化が起こったと考えているようです。
下記の内容は私がまとめた内容です。(↓)
・二本足で立った
・バランスと撮る為に直立した
・背骨をS字にカーブさせた
・骨盤の形を変えた
・頭の位置が高くなった
・遠くが見れるようになった
・嗅覚・触覚より視覚が優位になった
・二本足で歩くようになった
・踵が発達した
・手がフリーになった
・手を使う事により脳が進化した
・思考するようになった
・・・
まだまだ出てきそうですが、これぐらいにして…
この進化の過程は、赤ちゃんの発達過程でも一部見られます。
究極な考え方は
直立二足歩行が出来る事は、人としての機能が備わっているという事ですね。
なので、子供の成長を考える時、まずしっかり直立し二足歩行が出来ているのかを見ていく必要がありますね。
直立二足歩行が出来ると、エネルギー効率が良くなり、『長く歩ける』という事ができます。
文明が発達していない時期は、移動手段は足に頼っていたので、かなり昔の人は歩いたと想像できます。
ある番組でアフリカの人は、1日30kmは歩くと聞いたことがあります。
1mを2歩だと考えたら
100m→200歩
1000m(1Km)→2000歩
10000m(10Km)→20000歩
300000(30Km)→60000歩
現在平均歩数は7500歩といわれています。
平均8倍違います。
歩く事により、踵に荷重がかかり骨がしっかりし、足腰が鍛えれます。
歩く事により、足趾が使え、アーチの形成が起きます。
足元が整えば、身体のバランス感覚が鋭くなり自由に体を動かすことが出来ます。
『健康は足元から!』
という言葉があります。
まさにその通りだと思いますね。
最近、来院する子供達の足を見ると、アーチが崩れ扁平足になっている子供達をよく見るようになりました。
7歳までにアーチが形成されると言われていますので、それまでに歩いていないのか遊んでいないのか…
私の子供の時代と違い、子供達だけで公園で遊ばせる事が出来なくなってきましたから、仕方ないですかね。
文明を発展させ、移動手段の道具、自転車・自動車・単車などを作って来ました。
短時間で簡単に遠くまで行けるようになり、便利になりましたが、その分私達の身体は衰えていっているようですね。
学生の背筋力の低下が著しいとの事です。
女子大学生を対象にし、背筋力を測ったデータでは、体重の1.1倍という報告がありました。
昔は1.5倍〜2倍あったそうです。
この数値は自分の身体を支えるだけで精一杯という事です。
妊娠しお腹の中に赤ちゃんができた時、背筋が弱いと腰痛になる原因の1つになります。
安産体型の理想はこれ(↓)
なので、日頃から
自転車や単車・自動車を乗らない日を作り、自分の足で歩きましょう!
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