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2018-12-01

腰痛

こんにちはBirth Keeperのリュウです。
 
寒くなったり、温かったりと身体を整えるのが難しい気候ですね。
 
今日のブログは『腰痛』についてです。
 
今週、当院に来院された患者さんの多くが、急性腰痛(ぎっくり腰)でした。
 
急性腰痛は最初の3日間に強い痛みを感じますが、その後は楽になります。
 
長くても2週間あれば殆どが改善していきます。
 
痛みがあり動けなくなりますが、出来るだけ身体を動かし固めない様にする事をお勧めしています。
 
腰痛は様々な原因で起こって来ます。
 
腰を痛めた原因の多くは
 
『朝からだを動かそうとした時に激痛がでた!』
 
『荷物を持ち上げた時に腰が痛くなった!』
 
などが多いです。
 
上の2つの原因が本当の原因とは限りません。
 
何故なら私たちは常に上の2つの行動を行なっているからです。
 
普段いつも通り行なっていた動きをした際に痛みが出る背景として
 
寝不足や食生活の乱れ、対人関係者や仕事のストレスなどが続いたからも知れません。
 
心と身体が思う様に動かなくなった為かも知れません。
 
腰痛が起こった時に応急処置として、コルセットや湿布や痛み止めを服用といった方法をとる事が多いと思います。
 
同時に生活習慣の改善・仕事や対人に対するストレス対応を改善する事が必要です。
 
あとは冷えに対する対応です。
 
特に足首を冷やさない様にしてください。
 
腰痛の85%は原因不明と言われており、レントゲンやMRIといった画像診断で原因を明確に出来るのは15%未満だそうです。
 
腰痛に悩まされている方は、2年前に出版された書籍『腰痛学校』を読んでみてください。
 
物語形式で書かれていますので、とても読みやすいです。
 
ヒントが沢山入っていて、参考になるのは間違いなしです。
 
 
 
 
 
 
 
次に東洋医学から観た腰痛についてです。
 
東洋医学では『腰痛』は『腎』と深い関係があるとみています。
 
私たちが想像する『腎臓』と少し違いがあります。
 
腎臓の機能は水の排泄といった機能を持ちますが、東洋医学では『先天の精』があると言われています。
 
簡単に説明すると『生命エネルギー』です。特にご両親から頂いたエネルギーです。
 
腰が痛くなるのは『生命エネルギー』の低下が出てきている現象だともみています。
 
『腎』が弱くなっている症状として、骨粗鬆症・白髪・尿漏れ・夜間頻尿・便秘・生殖機能の不調(生理痛・生理不順・無月経・不妊・PMSなど)があります。
 
妊娠・出産・産後はお母さんは生命エネルギーを子供に授けています。
 
母親の身体の一部を子供にあげたのですから、『腎』が弱くなっているのは仕方ないです。
 
なので妊娠・出産・産後は出来るだけ『腎』を補う必要があります。(これが一番大事です!)
 
『腎』を補う事を『補腎(ホジン)』といいます。
 
次回は、妊娠・出産・産後に必要な『補腎(ホジン)』について書いていきます。
 
 
おかあさん、補腎よろしくね!
 
 
リュウ
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