2018-12-05
育児の「なんじゃあこりゃあ!」★赤ちゃんの「泣き」
お産が終わって、やっとホッと一息。
日中、スヤスヤ眠っている赤ちゃん♡
助産師さんに、
なるべくたくさん授乳してと言われているから、
全然起きないから起こさないと・・・♡
でもでも!
夜は人が変わったかのように豹変してギャン泣き!!
おっぱいをくわえたらかろうじて眠り、
はずして布団に置くとまたギャン泣き。
昼間と夜の変わりようは何!?
そして退院後。
またしても人が変わったかのように、
抱っこしなければ泣く。
立たないと泣く。
歩かないと泣く。
なんじゃあこりゃあ!!
私のやり方がマズイのかな・・・。
おっぱいが足りないのかな・・・。
多くのママを困らせる、赤ちゃんの「泣き」
そんな「なんじゃあこりゃあ!!」の理由をご紹介します(^ ^)
昼間と夜間は人が変わったかのように豹変!!
天使と悪魔です(>_<)
★赤ちゃんの「泣き」は彼らの「声」
当然ながら、赤ちゃんは話すことができません。
お腹が空いた。
眠い。
痛い。
臭い。
まずい。
寒い。
暑い。
などの不快な感情を、泣くことで表します。
赤ちゃんの泣きは、彼らの感情を表しています。
「泣いている=お腹が空いている」だけではないのです。
決してママのせいではないのですよ!!
「泣き」は赤ちゃんの「声」といえど、
泣きたいのはこっち・・・。
★しょっちゅう泣く理由:赤ちゃんは不安だらけだから。
赤ちゃんがいた子宮の中では、
常にママの気配を感じ、
安心感に包まれていました。
羊水のあたたかさ、
羊水から感じるママの匂い、
すぐに聞こえるママの心臓の音、
自分のおへその血流の音、
うっすらとした落ち着く暗さ、
適度な窮屈さ・・・。
でも生まれると、それがすべてなくなります。
自分を包み込んでくれていた、
安心できる子宮での生活とはうって変わって、
自由すぎる環境。
初めての環境が彼らを不安にさせます。
冷たい空気、
いままでと違う香り、
聞いたことのない雑音、
まぶしすぎる光・・・。
すべてにおいて不安です。
そして手足が自由すぎることによって起こるモロー反射が彼らを脅かします。
ママの気配を全然感じることができず、怖くて不安でたまりません。
「ママ〜!!ここどこ〜!?」
出生直後の赤ちゃんは、「不安」が原因でよく泣きます。
それ、自分で起こしてるモロー反射ですから・・・。
★眠い時に泣く理由:赤ちゃんはねんねベタだから。
赤ちゃんは、どうやって眠ればいいのかが分かりません。
「眠けりゃ寝たらええやん!!」ですが、
赤ちゃんにはとても眠るのが下手。
睡眠に引き込まれるあの瞬間に恐怖を感じているという説があります。
大人にとったら、眠りにつこうとするあの恍惚の瞬間が、
赤ちゃんにとったらキョーフなのです。
この最高に気持ちのいい瞬間が、
赤ちゃんにとってはキョーフ!?
★夜によく起きて泣く理由:お腹の中にいた頃のリズムのままだから。
赤ちゃんがお腹にいた頃、赤ちゃんは夜によく動いていませんでしたか?
それは赤ちゃんの思いやり。
自分が動けばママの血流の変動がある
↓
ママに負担がかかる。
↓
なるべくママが休んでいる時に動こう
↓
じゃあ夜だな!
・・・というふうに、活動的になる時間帯が夜になっていました。
生まれてからもそのリズムのままなので、
ママを思いやる赤ちゃんの習性が
出生後にママを苦しめることになってしまうのです。
また、おっぱいを夜に吸うと母乳が出やすくなり、
おっぱいトラブルも防いでくれるので、
一説では赤ちゃんはそれを知っていて、
夜に起きるようにできているとも言われています。
生まれてから
ママの生活リズムと
太陽のリズムに合わせて、
少しずつ夜眠れるようになってきます。
夜にまとめて眠るようになるのは個人差がありますが、
たいていの赤ちゃんは
おっぱいを飲んでいる間、
夜にたびたび起きておっぱいを欲しがります。
太陽の光とママの生活に合わせて
リズムができてくるよ!!
とにかく赤ちゃんは不安だらけ。
泣くことで赤ちゃんは気持ちを表現し、
泣くことでスッキリすることもあります。
そして泣いたら家族がどうしてくれるのか、
家族の反応も見ています。
赤ちゃんが泣く
↓
家族が自分のためにあれこれ考えて行動してくれる姿を見る。
↓
「ぼく・わたしって大事に想われているんだな」
↓
自己肯定感のアップ
↓
「ぼかあ幸せだな〜」
↓
「みんなだいすき♡」
泣くことで赤ちゃんは家族とコミュニケーションをとっているのです。
「僕ァ幸せだなァ・・・♡」
(知らない方すみません)
ちなみに赤ちゃんは、原始反射が満たされると安心できます。
不安を感じると、吸啜反射という「吸いたい欲求」を満たそうとします。
赤ちゃんがおっぱいを吸って泣き止むのは、
お腹が減っていたからだけでなく、
原始反射が満たされてとても落ちつけるからなのです。
そして日数が経って賢くなった赤ちゃんは、
自分の好奇心を満たすために、
やれ抱っこ、
やれ立って、
やれ歩け、
というふうになってきます。
自分の体を思い通りに動かせるようになるまでは、
赤ちゃんもジレンマでイライラしていよく泣きます。
赤ちゃんだって、毎日楽しいものを見て感じていたいのです。
さもなくば・・・。
結論
赤ちゃんは泣くものであり、
泣くことは赤ちゃんのコミュニケーションであり、
赤ちゃんが泣くことは大事であり、
赤ちゃんの欲求に応えることは大事!!
↓
抱っこ隊員を増やそう!!
赤ちゃんを安心させるには、とにかく抱っこ!!
とはいえママ一人ではとうていムリ。
パパが無理なら誰の手を借りる?
家族が無理ならシッターさん?
いろ〜んな手を探しましょう(^ ^)
誰の手も借りられない時もあります。
そんな時は赤ちゃんに事情をお話しして、
用事を済ませる間、少しだけ我慢してもらいましょう。
そして用事が終わったらすぐに抱っこ。
「待っててくれてありがとう。」と伝えれば大丈夫。
赤ちゃんはちゃんと分かってくれます。
やっぱり抱っこがだ〜いすき♡
長い目で見れば泣き泣き抱っこ抱っこの期間は、
赤ちゃんが成長するまでの短い期間です。
赤ちゃんの泣く意味を知り、
ニャンコの手も借りられるように、妊娠中から準備しましょう。
そうすれば「なんじゃあこりゃあ!」は少なくなるはず。
妊娠中は巣作りの時期。
楽しんで育児できるよう、
産後の生活を先取りして準備しておきましょう(^ ^)
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