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2018-10-10

貧血改善その1

 Birth Keeperのリュウです。

 

今日も母乳分泌促進整体を行いました。

 

 

整体中は助産師の竹内さんが赤ちゃんを抱っこしてくれました。

 

 

お母さんの施術が終わるまで、スヤスヤ眠ってくれていました。

整体後、助産師の竹内さんに母乳の確認をしてもらいました。

お母さんの基底部が緩み、母乳が出やすい状態になっているようです。

あとは量がしっかり出るかですね。

改善が楽しみです!

 

昨日のブログで『血液データを見よう!』をお伝えしました。

今回から数回分け『貧血改善の話』をしていきます。

貧血解消するには、まず貧血の段階を理解する必要があります。

  • 貧血の段階

大きく4段階に分けます。

これの表を見れば貧血の段階がすぐ分かります。

1.正常

2.潜在性鉄欠乏性(1期)

3.鉄欠乏性貧血(2期)

4.鉄欠乏性貧血(3期)

普通貧血といえば、4の鉄欠乏性貧血の3期です。

 

妊娠•出産を考えている人は、

正常を目指し、からだを整えて下さい。

まず、自分がどの段階なのか調べてもらいましょう。

 

通常の血液検査ではフェリチンは含まれてないので、

血液検査を依頼する際に、フェリチンの測定をお願いしてください。

 

  • フェリチンって?

フェリチンは内部に鉄を蓄えることができるタンパク質です。

肝細胞などを中心として全身に分布していて、血液中の鉄分が不足すると、フェリチンに蓄えていた鉄分が、血液中に放出されます。

フェリチンをお金で例えるなら

銀行に預けている『貯金』です。

『フェリチン=貯金』

妊娠•出産の時は貯金(フェリチン)がある方が良いですよね。

 

  • 最低フェリチン50

ではフェリチンはどれぐらい合ったら良いのか?

妊娠・出産には大量の『鉄』が必要です。

もし、妊娠・出産を考えているならフェリチン値を最低『50』にまで持って行ってください。

1回の妊娠・出産でフェリチン値『50』に相当する鉄が胎児に移行するようです。

貯金がなくなった状態で母乳育児をしてしまうと、母子に無理が生じてしまう可能性があります。

良いお産・母乳育児をしたいなら『鉄』をしっかり蓄えましょう!

 

有経の女性は月経があるため、男性より鉄の消費量が多くなります。

女性は大変です。男性より常に鉄を補充する必要があります。

月経が正常なら28日周期でくやってきます。

1ヶ月に1回の月経で失われる鉄は20mg〜30mgです。

男性より1日1mgの『鉄』を多く摂取しなければ、ドンドン『鉄貯金=フェリチン値』が低下して行きます。

男性は大病をしない限り、フェリチン値が100を切る事はまずありません。

私のフェリチン値は、なんと『300』ありました!

この数字はかなり貯金がある事を意味しています。

そりゃ男性ですからね。

 

先日、25歳の女性の血液検査データのフェリチン値を見せてもらうと、フェリチン値が『5』でした。

これは貯鉄がなさすぎます!

体調を伺うと、肩こり、頭痛、倦怠感があったそうです。

フェリチンが10を切ってくると『うつ』症状も出やすくなるといわれているので、改善が必要です。

なので何度も書きますが

貧血を見るためにまず『フェリチン値』を見て下さい。

自分がどれくらい鉄を貯めているのか確認して下さい。

一般検査項目にはないフェリチンを、自費ではかってもらいましょう。

あなたの『貯金=貯鉄』はいくらありますか?

目指すは最低フェリチン値『50』です。

 

貯金がある状態で妊娠・出産する事をお勧めします。

次回は、フェリチンを増やす方法についてお伝えいたします。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

Birth Keeper リュウ

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