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2019-02-02

【しゃべくり☆SAMBA で整体を学ぶ 〜きっかけ編〜】

Birth Keeper竹内です
 
1月30日、「しゃべくり☆SAMBA」3回目でした。
しゃべくりは、12分野の学びの後も助産師同士がずっとつながっていきたい・・・という想い(詳しくは後日のブログ)で1〜2ヶ月に1回開催することにしています。
 
12分野の受講生を中心に、母乳育児に興味のある人、Birth Keeperに興味のある人、などが参加してくださっています。
 
 
第3回目は『整体』を学ぶことになりました。
 
 
まずは私が整体を学ぼうと思ったきっかけについてお話ししようと思います。
 
きっかけは、自分自身の妊娠産後のトラブルからです。
妊娠中期以降、腰に電流が走るようなビリっとした痛みに襲われ、10秒と仰向けになれない。
妊娠後期に入ると恥骨が痛くベルトをギューっと締めて生活し、
産後は床から1cmも足が上がらない恥骨痛で自分でパンツを履くのもやっと。
階段は手を使ってはうように上がりました。
 
体が悲鳴をあげているのを自分でも感じました。
それでも育児は待った無し。
痛いことに蓋をして、いつかこの痛みは終わるんだ・・・と我慢し続けました。
痛みは1ヶ月くらいで自然に軽快し、通常の生活が送れるようになりました。
 
しかし、10年後に今度は股関節〜左恥骨が痛くなりました。
足を前に出しにくく、歩くのにも違和感があり走れなくなったのです。
 
骨の問題だったら困る・・・と整形外科に行ってレントゲンで診てもらいました。
「恥骨が出産の時にちょこっとガタガタとなっているだけなのですぐおさまってきますよ」
と言われる。
 
でもやっぱりおかしい・・・
 
そんな時に、助産師に向けて整体を教えている先生と出会いました。
 
 
自分の治療も兼ねて、整体について学ぼう!
と思い、数ヶ月通うことにしたのです。
 
その先生は妊産婦さんをたくさん診ておられる整体師。
 
「こっちの足を持って、こうやったらいいんです!」
殿部を抑えて足をあげたり、腰をぐっと抑えたり・・・
数人で受講してお互いを施術し、なんとかマスター。
その時は「痛い人がいたら施術できるわ〜」と満足していました。
 
ある日臨床現場で、腰部痛・背部痛の妊婦さんに出会い、時間を作って施術しようとしました。
 
目の前にいるのは、整体を一緒に受けた受講生と違って「本当に痛みのある人」。
 
「私がぎゅっと力をかけて施術することで悪化したらどうしよう・・・」
という気持ちになり、妊婦さんを目の前にして怖くなったのです。
 
整体をちょこっと学んだくらいでは、痛みのある人に力をかけて施術するのは怖い。
悪化したらこの人の生活を変えてしまうことになる。
 
私は痛みを訴えているこの人に何もできない
 
という無力感を感じました。
 
 
そんな時、黒田先生がされている整体を知ったのです!
 
黒田先生との出会いは次のブログで書きたいと思います・・・
 
 
*1月30日は私の誕生日*
 
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