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2018-10-19

貧血改善その3 フェリチンを増やせ!

Birth Keeperのリュウです。 

 

フェリチンを『50』まで増やす方法をお伝えしております。 

 

 

 

前回はフェリチンを増やすには

 

鉄とタンパク質摂取が大切だと伝えしました。 

 

今回は鉄の話です。 

 

『非ヘム鉄』と『ヘム鉄』について説明します。 

 

『非ヘム鉄』と『ヘム鉄』は良く聞くのですが、どんな内容か知らない人が多いのではないでしょうか? 

 

『非ヘム鉄』はほうれん草やひじきなどに入っている鉄です。

 

前回ブログで説明しましたね。

 

 

「貧血気味の時は、ほうれん草やひじきをたくさん食べるとよい」 

 

と小さい頃によく耳にしました。 

 

『よし!今日から貧血改善の為に、ほうれん草・ひじきを多く摂取するぞ!』 

 

と行きたいところですが…

 

ここで問題が発生します。 

 

問題1: 

現在、ほうれん草やひじきに含まれている『鉄』の含有量は、昔と比べかなり減っていると言われています。 

 

これはある会社からもらった栄養素のデータです。

 

 

これを見ると形は変わっていないが、栄養素が激変しているのがわかりますね。

昭和27年と比べ平成13年のほうれん草の鉄分の含有量が84%ダウン!

非ヘム鉄で20mgの鉄を補おうとすると、ほうれん草1000g(1kg)!

かなり量が必要になって来ます。

 

なので最近、こういう物が人気だそうです。

 

 

問題2: 

また、ほうれん草やひじきに含まれている鉄は、3価の鉄と言って吸収率が低い鉄です。 

吸収する際に活性酸素が発生するので、食する際はレモンなどを絞って食べるなど工夫が必要です。 

 

問題3: 

非ヘム鉄は吸収される時、胃に負担をかけるので胃が丈夫でないと吸収しにくくなります。

 

なので、 

私がお勧めするのは『ヘム鉄』です。

『ヘム鉄』とは? 

食品中にヘムたんぱく質として含まれる鉄の事です。

 

『ヘム鉄』を勧めする理由は(⬇︎)

お勧め1 

動物性タンパク質に多く含まれている『ヘム鉄』は、ポルフィリンに包まれているので活性酸素を発生が少ないです。 

 

お勧め2 

非ヘム鉄と比べ5〜10倍吸収率が高いです。

 

お勧め3 

ヘム鉄はレバー、マグロ、牛肉などに含まれているので、同時に動物性タンパク質の摂取ができ貧血改善に効果的です。 

 

なので、

ほうれん草・ひじき→マグロ・レバ・牛肉の摂取を促しています。

 

身体は日々入れ替わっています。

4ヶ月後には体質が変化しています。

4ヶ月前の身体と4ヶ月後の身体では、別な物になっていると思ってくれても良いです。

外見は変わっていないのですが、中身が入れ替わっています。

 

なので、1週間や2週間で結果を出すというような短期戦ではなく、出来るだけ4ヶ月をかけて体質を変化して行く方が、無理なく変化できます。 

 

これから妊娠・出産を考えている方は、早期からフェリチン値を調べ、潜在性の鉄欠乏性があるかどうか、確認する事をお勧め致します。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

Birth Keeper リュウ

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