toggle
2019-02-20

吸啜困難あるある ★ 赤ちゃんのタイプ②

こんばんは!

かなりのオタクシリーズだと言われている「吸啜困難あるある」シリーズですが、まだまだお付き合いください。
今回は、「赤ちゃんのタイプ別ケア」です。
 
 
 
吸啜困難の中でも、赤ちゃんのタイプによって、吸えるようになる時間が違うところまでお話ししました。
 
1.本能に訴える基本的なケア
 
2.絶対に外してはいけないラブラブタイム
 
 
3.赤ちゃんにはタイプがある
 
 
 
 
本日はインテリタイプの赤ちゃんに対するケア、
「プラスα」です。
 
 
 
ママのおっぱいの状況や、
赤ちゃんの状況、
そして赤ちゃんのタイプによっては、
吸えるようになるまで1ヶ月以上時間を要することが多々あります。
時間の経過とともに、赤ちゃんは本能が薄れていき、知性を手に入れます。
インテリタイプの子は、さらにインテリジェンスが増しています。
ゆえに赤ちゃんの特有の吸啜反射だけに頼っても、うまくいくことが少なくなります。
 
 
 
何度もお伝えしているように、吸啜困難は「待つケア」ですが、赤ちゃんが吸えるようになるのはリミットもあるので、ただ待つだけでは時間のロス。
目には目を。
インテリジェンスにはインテリジェンスで攻めましょう。
 
 
 
例えば、じ〜っと相手の顔を見て話を聞いていたり、じ〜っとパパやママの食べている口元を、エアおっぱいをしながら観察している子は、おっぱいよりも自分の好奇心を満たすことが大好き。
他人にも興味があるので、その好奇心を利用します。
この場合、レッツ母乳留学。
他の子がおっぱいを飲んでいる姿を見てもらうと、非常に刺激を受けるようです。
「おっぱいって飲み物なんだ!」
と思ってくれるのでしょうね。
 
 
乳房との出会い
「おっぱいって飲み物だったの!?」
 
  
 
また、授乳の時に、アーウーと口数多く、ママにお話で訴えたり、抱っこが大好きで周りをよく見ている子もインテリタイプ。
 
 
 
いつもの場所だとすぐに察知して、
「今からおっぱいだな!おっぱいイヤ !!」
の感情が脳裏に浮かび、ソッコー拒否してしまいます。
自分の気持ちを大事にする子なので、いかにノせるかです。

この場合、レッツ青空レストラン。

 
 
爽やかなベランダで授乳♡
ワクワクムードを作ります♡
 
 
なるべく気分転換してもらい、他に注意をそらします。
外であげてみると周りに気を取られて、
あれあれ?知らない間に吸ってたよ!
という風になることも。
 
 
 
ちなみにインテリタイプは、のちに好奇心旺盛タイプへと変容を遂げ、離乳食の頃にはピタッと食べなくなることが多いです。
彼らはインテリゆえ、食よりも「ワクワクすること」に貪欲なのです。
 
そしておっぱいの状態が良くなるのに時間がかかると、インテリにさらに輪をかけ、おっぱいを吸えるようになるのにさらに時間がかかります。
経過した時間によって、「プラスα」のアプローチが必要になってきます。
 
早い時期は本能に訴える
     ↕︎
時間が経てば理性に訴える
(説得するとも言う)
 
という感じです。
 
 
 
今回は赤ちゃんのタイプ別でお話しましたが、共通して言えることは、どのタイプの赤ちゃんも、ママに褒めてもらうことが大好き!!
「吸ってくれて助かるわ〜♡ありがとう♡」
「上手に吸ってくれて嬉しい♡ありがとう♡」
声をかけた後は、またさらに上手になっていることも少なくありません。
ママが喜んでいる。
ありがとうと言ってくれてる。
赤ちゃんにもそれは響いて、次また頑張ろうかな、と思ってもらえるようです。
赤ちゃんはとても良くわかっていますし、いろいろ感じています。
 
 
赤ちゃんってホンッットに賢いのです!!!!
 
 
 
赤ちゃんの個性を大事にして関わることは、母乳育児のお手伝いではとても大事なこと。
ママに対しても同じです。
ママの個性や疲労度、母乳に対する思いなど、ママと赤ちゃんの個性や環境を大事にできる助産師を目指したいと思います。
 
 
 
読んで頂いてありがとうございました!!
吸啜困難のケア・続編は、随時アップしていきます(^ ^)
またお付き合いください♡
 
 
関連記事