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2018-11-28

わが家の性教育事情 〜竹内助産師の場合〜

Birth Keeper 竹内です。
 
今日は、性教育についてちょっとお話ししようと思います。
 
2学期から3学期にかけて、いのちの話を導入される小中学校が多いと思います。
 
助産師が、普段から家庭での性教育が大事ですよ〜という中、
わが家の性教育事情はと言いますと・・・
 
『子どもと面と向かって性のお話をすることはありません』
なのです。
 
どうしているのか、自分でも意識したことがなかったのですが・・・
 
 
ある日のこと、中1長女が学校で
「竹内は純粋や、けがれてない」
と言われるねん、と帰ってきました。
 
うちの長女は超がつくほど真面目で頑張り屋さんなタイプ。
最近、やっと嘘をつくことや隠すことを覚えたのではないかな?と思うくらい真面目なのです。
 
友達ともワーキャーすることもなく、一人でも平気。
トイレへ連れションなんてありえないらしい。
「みんなは自分の尿の音が聞こえるから嫌じゃないんかな〜?」と。
 
友達がアイドルやアニメに興味があっても自分は興味なし。
その話は合わないからしないねん、と(女子的に心配・・・?)
 
 
そんな中、学校である男子が「子どもが何人欲しいか」という話をしていて、みんなに「それ下ネタ〜」とひやかされていたと。
照れかくしからなのか、その子に「下ネタは竹内が戸惑うやろ〜」と言われたらしい。
 
長女は、その時は何が下ネタなのかわからず帰ってきて、
「子どもを作ることやんな、何がおかしいの?」と言うのです。
「みんな下ネタって言うねんけど何が下ネタなん?よくわからんねん。」と。
 
私は「下ネタの定義」の説明に困り・・・
帰ってきた夫に話すと、
夫「この家、普段からシモの話を普通にしてるから、子どもにとって下ネタにならへんねんやろ〜」
どうやら「日本の一般的な家庭」ではないらしい。
 
 
小学校で話す性教育の話は、家の中で普通の会話となっており、下ネタ?の絵本だって何冊も置いてある。
 
わが家は「下ネタ」という概念が育たない環境だったのだ〜!
 
↓わが家の性教育本・・・というか、本棚に普通に置いてある本(一部)
 
 
もう一人、小3の次女はと言うと・・・
 
先日、保健の授業で勉強してきたプリントを見せてくれました。
う・・・ううむ・・・
なかなか深イイ感じ。
笑いそうになるのをこらえ、この「ロマン」について聞いてみたのです。
 
「男の股間は”ロマン”やろ。女の股間は”セクシー”やんか!」と真剣。
 
・・・いつそんなこと覚えたんや?どこから?
 
この発想大好きなんですけど。
担任の若い男の先生、ロマンにアンダーラインが引いてないけど、うちの子の天才的な発想に気づいてくれたかな?!
 
そして、つわりであろう「ゲボ」については、「おおかみこどもの雨と雪」で妊娠した母親が吐いていたことが印象的だったとのこと。
 
 
ちょっと変わった竹内家。
 
こんな娘二人ですが、赤ちゃんが大好きです(笑)
 
 
<結論>
家庭での性教育は
「いつでもオープンな関係を築いておくこと」
「子どもが疑問に思った時には、ごまかさずにきちんと伝える」
「生理的な(月経など)現象はありのままを見せておく」
かな〜
そして、子どもが話すことをそのまま受け止めて笑わないこと!
(うちの場合、ちょっと笑ってしまう時もあるけど・・・必死にこらえてる)
 
みなさんのところはどうでしょうか?
 
ええこと書いてるや〜ん♡ ↓
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