2018-11-27
ママのお悩み解決!『授乳に集中してくれない』編
Birth Keeper 竹内です。
先日の訪問日記です。
FBにアップしたことがある、しろくま人形大好きなHちゃん♡
新生児訪問の時にお会いしていた方。
その後、たまたまBirth Keeperを見つけてくださってご依頼いただきました。
とっても可愛らしいママとHちゃん。
今回のご依頼は・・・
①母乳で育てているけれど、体重の増えが良くない。(出生時から日に15gほどの増加)
②がんばって母乳を飲ませようとしても片方でプイッとそっぽを向いて遊んでしまう。
③お腹が空いたら欲しがってくれれば良いのに、おしゃぶりで自己対処してしまう。
以前からミルクは近づけるだけで断固拒否。
出生時にあった心疾患も完治し、そろそろ体重が増えてきてもいいのになあ〜
こんな時の訪問では、助産師は完全に黒子になります。
小堺一機か、関根勤か・・・(わかるかしら?)
画像はアマゾンより
体重を測ってから授乳を見せていただくのですが、
計測後は完っ全に気配を消します。
物陰に隠れ、一言も発しません。
なぜなら、Hちゃんのタイプは、いつもと環境が違うとさらに飲まなくなり、いつもの様子が見れないのです。
気配を消すと、Hちゃんの授乳が始まります。
片方は順調に飲みました。
すると、もう片方に移る時にプイッとそっぽを向いてしまうのです。
飲ませようとすると嫌〜っと泣き出してしまう・・・
優しいママは
「そうか〜もういらないんだね〜」とやめてしまいます。
【ちょっと待った〜!】
優しいママさん、ここ注目!
子育てをしていて、子どもの気持ち・要求に合わせることはもちろん大事です。
しかし、合わせているだけでは赤ちゃんのペースばかりにハマって行くことも・・・
子育て(授乳)は、ママと赤ちゃんの共同作業なのです。
Hちゃんの場合、ママにちょっとウロウロしていただき、ベランダに出てみました。
赤ちゃんのペースにハマりすぎないように気分転換を図るのです。
そして、再度授乳開始。
・・・ゴクゴク・・・その後も飲むわ飲むわ・・・
両乳で130gも飲みました〜!
この『気分転換』が、育児の中でものすごく活かされてきます。
子どもが泣き出すと、子ども自身泣いている理由すらわからなくなってきてしまうことがあります。
そんな時は、違う景色を見せる、水道の蛇口をひねって水を流す、物を転がす・・・など、ちょっとしたことで我に返ってくれることがあります。
そんなことで?!と思うくらい。
少し大きくなると、泣くだけ泣いた後にお茶を飲ませると落ち着いてその時の気持ちを話し始めてくれることもありますよ。
大事なのは、ママが必死にならず落ち着いて「子どもの気分転換をお手伝い」をすること。
そしてうまく行った時は「しめしめ〜、まだまだ子どもねっ♡」と心の中でほくそ笑む。
赤ちゃんと上手に付き合いつつ、今この瞬間の育児を楽しみましょう〜
そして先輩ママさん、こんな気分転換法よかったよ〜という方法があったら大募集です!
Hちゃんはママお手製のメリーがお気に入り♡ ↓
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