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2018-07-02

『ええ加減』な子育て★子育て塾開催しました(^ ^)

Birth Keeper竹内です。
 
Birth Keeperでは定期的に6つの塾を実施しております。
 
単純に考えれば6ヶ月に1回同じ内容が回ってくるのですが、
 
育児をされているとそれでは間に合わない内容もあるんですね。
 
それが【子育て塾】。
 
 
おばあちゃまのご参加も大歓迎(^ ^)
とても心強いですよね!!
 
 
 
 
先週の土曜日に、Birth Keeperっ子たちとそのママさんに
 
【子育て塾】を開催させていただきました。
 
久々に会う子たちもいて・・・
 
ズキューン!と母性が爆発しました。
 
ああ可愛い・・・子守のばあやになりたい・・・
 
でもその役目は梁に譲りました(涙)
 
 今にもRちゃんにかぶりつきそうな勢いの梁。
 Rちゃん、本能的に危険を感じています(^ ^)
 
 
お話しさせていただく内容は、
 
離乳食(補完食)、予防接種、あそび、子どもの救急、
 
そして先日あった震災から考える子連れの防災についてでした。
 
今回は離乳食について書きたいと思います。
 
3〜4ヶ月になってくると、気になり始めるのが離乳食についてです。
 
離乳というと、おっぱいをやめて食事をするというイメージがあるので、
 
今は補完食と呼ばれることもあります。
 
 
 
 
 
Birth Keeperでお伝えするのは、
 
作り方とか、メニューなどではなく、
 
赤ちゃんにおっぱい以外をあげていくという考え方。
 
いかに『ええ加減』にするかということ。
 
 
 
 
 
 
食事って、楽しいものですよね。
 
それを赤ちゃんにもママにも感じてもらいたい。
 
 
 
 
 
 
 
それを強く思ったのが、自分の子育て経験からです。
 
 
 
 
 
私自身、長女の離乳食の時はものすごく辛かったのです。
 
おかしくなりそうでした。
 
長女は、ほとんど食べてくれませんでした。
 
母乳を減らしたら食べてくれるのかと思いきや、
 
それでも食べようとせずさらに痩せていくし、
 
楽をしようと多めに作って冷凍して使うと、
 
冷凍の味がわかるのか一切受け付けなくなるのです。
 
レトルトなんてとんでもない・・・
 
 
 
「食べさせなきゃ・・・せっかく作っているのだから食べて・・・」
 
 
 
 
イライラはつのります。
 
食べてくれなかったお皿を床に投げつけたこともあります。
 
泣いて食べようとしない娘の口に無理に入れたこともあります。
 
「どうして食べてくれないの」という本も読みました。
 
保健師さんに栄養のことで健診の後に呼び出されて、
 
栄養学的なことはわかっているからこの子が食べる方法を教えてよ!
 
と泣きながら帰ったこともあります。
 
 
 
 
 
 
そんな私を困りに困らせた長女を連れて行き、お話をしました。
 
長女は子守係。
 
赤ちゃんが大好きなのですが接する機会がなく、
 
すごく楽しみにしていました。
 
 
 純粋なひと同士、惹かれ合うのでしょうか・・・。
 完全にふたりの世界♡
 このあと、スーッと眠りについた I ちゃん(^ ^)
 
 
今も食は細いですが、なんでも食べてくれます。
 
特に豆腐が好き。
 
お母さんのご飯が一番美味しい〜!と言ってくれます。
 
 
 
 
離乳食の時期にはこんな日が来るとは思えませんでした。
 
私の作るものが嫌なんだ・・・とばかり思っていました。
 
もう、離乳食の呪いにかかったようでした。
 
 
 
 
 
 
夫に、「中学生くらいになったら太る太るって言うようになるって!」と言われ、
 
半信半疑でしたが、いざ中学生になってみるとその通り、
 
あの頃の細身スタイルはなんだったんだろうと思います。
 
(1歳で8キロなかったからね)。
 
 
 
 
今回参加された方には、
 
まず離乳食を始めるまでにできること、をお話ししました。
 
パパやママが食べているのをじーっと見ています。
 
そして、パパやママが食べているものなら安心だと思って食べてくれやすいのです。
 
3〜4ヶ月になったら「家族の食事を見る」ことから始めてもらえたらと思います。
 
私の時はいきなり向かい合って「食べさせる」ことに集中していましたから・・・
 
 
 
 
次に、栄養のお話もさせていただきました。
 
母乳栄養で育っている子に不足しがちな栄養素について。
 
鉄分はその中の代表です。
 
鉄分の上手な摂り方、母乳育ちの子に鉄分は不足しやすいのですが、
 
逆に、鉄の吸収のためには母乳が良いこともお話ししました。
 
 
 
 
長女1歳の時、高熱が出て小児科で採血されることになったのです。
 
そのデータが貧血などではなく、まさに健康体。
 
息を荒くしている我が子を抱きがら、ホッとしました。
 
この子は食べていなくても大丈夫だったんだ・・・と。
 
もちろん、鉄分を摂れるように工夫はしていましたよ(^^)
 
 
 
 
そして、私自身が離乳食の時に救われた料理、
 
『重ね煮』についてもお話しました。
 
と言っても、勉強したわけではないので、
 
自分の時にこうしたよ〜っていうお話です。
 
要は、具だくさんの汁物です。具を重ねて煮るだけ。
 
この料理は、離乳食の悩みを全て解決してくれました。
 
究極の『取り分け離乳食』。
 
子どもが残せば、自分の汁の中に入れて食べてしまえばいい。
 
別で作らなくていいからイライラしない。
 
色々な野菜からの旨味とダシで、美味しいから子どもも食べてくれる。
 
今でも我が家は毎日重ね煮の味噌汁です。
 
野菜って、汁物に入れると流出した栄養素までまるごと食べられるから本当に良い。
 
・・・重ね煮のまわし者ではありませんからね(笑)
 
『重ね煮親善大使』とかに任命してくれないかな(笑)
 
 
 
 
離乳食が始まると、
 
食べない悩み、食べ過ぎる悩み、遊んでしまう悩み、
 
メニューに困る、アレルギーの心配、人それぞれ悩みは違ってきます。
 
いまの世の中は、情報過多で余計に混乱してしまいます。
 
 
 
 
ママたちに、悩みながらも育児を楽しいと感じて欲しいな。
 
いまこの瞬間を愛おしいと思って欲しいな。
 
 
 
 
 
正しい情報をキャッチしながら、
 
ちょっとしたコツを知って、
 
この子なりに成長できていたらそれでいいんだ!と思える。
 
悩んだ時はこの人に聞けばいいわ!って言う存在がある。
 
それによって、育児がどれほど楽になることでしょう。
 
 
 ちいさいお客さまたちは、とても静かに過ごしてくれていました(^ ^)
 みんな、ありがとう〜♡♡♡
 
かかりつけ助産師はこんなところでも活躍できます!
 
 
塾のその他の内容は、また後日アップしていこうと思います。
 
参加してくれたみなさま、ありがとうございました!!       
 
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