2017-11-10
第32回★母乳哺育学会での学び
こんばんは☆
今日は以前参加した、日本母乳哺育学会についてご報告させていただきます(^ ^)
月日が経つのは早いもので、もう2ヶ月近く前になってしまいましたが、学会での学びと失敗談をお伝えしようと思います!
助産師にとっての学会といえば『日本母性衛生学会』が最もポピュラーですよね?
私たちも1年近く前から母性衛生の発表を目指してまいりました。
しかし、原稿の締め切り間近に運動会と母性衛生学会が重なっていることに気づいたのです。
『私たちの想いを発表したい!』
そんな時に見つけたのが『日本母乳哺育学会』。
運命の出会いです!
Birth Keeper メンバーが尊敬してやまない、水野克己先生が幹部ではありませんか!
じゃじゃ〜ん!!
すぐに手続き&申し込み。
『産前から産後につなぐ母乳育児支援の効果と課題〜Birth Keeperとしての寄り添いから見えてきたもの〜』
という演題で発表させていただくことができました。
台風と共に東京上陸! 会場の日本赤十字看護大学前で☆
簡単に内容をおしらせしますと・・・
Birth Keeper立ち上げと同時に、5人のママさんに関わることができました。
ミッションは『日本の母乳育児率を90%に引き上げます』ですが、これはBirth Keeperとして妊娠中から寄り添い続けることで達成できると思っております。
5人のママさんと妊娠中から関わり、得られたものを数値化したり、文献などと照らし合わせて行くと、やはり可能な数字であることがわかりました。
何よりも、関わりの中で得られた副産物は、『ママたちの自立』でした。
産後に助産院の門を叩くママさんと比べると、明らかに自分で考え自分を信じて育児されているのです・・・。
これにはスタッフ一同驚きました。
そして得られた副産物についても発表しました!
いざ!発表!!
『この90%という数字はどこからきてるの?』
『Birth Keeperという名前はどうしてつけたの?』など、
超有名な先生からご質問いただき、梁が格好良く答えておりました。
何人かの先生方からも、『とても面白いことやってるわね!みんなやりたいけどなかなか難しいことなのよね。頑張ってくださいね!』と励ましの言葉をいただいたり(泣ける・・・)。
これからも頑張るぞ〜!!
またここで発表したい!!
と思えるものでした。
ちゃっかり懇親会へ☆ 美味しゅうございまいた(^ ^)
さて、ここからは失敗談・・・
何度か学会発表しているものの、ポスターセッションは私も梁も初めて。
パワポならできるけど、ポスターってどうやってつくるの?!
から始まり、試行錯誤の末、A4を張り合わせるという荒技に出ました。
会場で他の方々のを見てみると・・・半数近くの演題がドデカい1枚の模造紙におさまっているではありませんか!
思わず隣の方に、『これはどこでお願いしたんですか??』と尋ねる私たち。
『大学との共同研究なので、大学に模造紙にコピーできる機械があるんです〜』とセレブみたいな発言。
よく見ると模造紙もただの紙ではなく、高級な和紙みたい。
『ちぇー』とちょっと投げやりな気持ちになったのでした。
模造紙では負けても、この冊子は大好評でした♡
そしてそして、母乳哺育学会には英語が堪能な方が多い!
『オキシトシン』や『北欧での子育て』についての英語講演があり、
同時通訳付きでとても興味深い内容だったのですが、
周りがうなずいているところでうなずけない・・・。
周りが笑っているところで笑えない・・・。
会場からの質問だって英語でやりとりされており・・・なぜか笑いが起こっている・・・。
ルー大柴の英語がやっとわかる程度の私たちには、脳フル回転の時間となったのでした。
お、お〜ぅ、え、え、えいご・・・。
最後に、日本母乳哺育学会、参加してよかったです!
母乳育児支援は妊娠中から、他職種との連携が本当に大切、
ママの環境を整えることが本当に大切・・・とあらためて感じたのでした。
これからも一人一人の母子との関わりを大切に、Birth Keeperは精進してまいります。
Birth keeper 助産師 竹内
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