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2018-11-17

【しゃべくり☆SAMBA】開催と誕生秘話

Birth Keeperでやりたかったこと。
 
助産師同士がつながり、悶々としている母乳育児のケアのことを気軽に話せる場が欲しい。
12分野の学びの場だけではなくその後につながる何かが欲しい。
 
そしてそして…11月10日、初の『しゃべくり☆SAMBA』 開催となりました。
今日は、その中身を一部 ご紹介したいと思います。
 
 
しゃべくり☆SAMBAでは、『汚れたミルク』というDVDを鑑賞しました。
映画【汚れたミルク】
〜巨大グローバル企業が販売する「世界最高のミルク」その裏側で奪われる小さき命たち〜
1997年。ある大手グローバル企業が、パキスタンで粉ミルクを強引に販売したことによって、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件が発生した。セールスマンのアヤンは、自らが販売した商品が子どもたちの命を奪っていることに気づき、世界最大企業を訴えようとする。アヤンの前に立ちはだかる、途方もなく巨大な権力の壁。しかし、男は人生の全てを投げ打って立ち向かう。子どもたちを守るため、そして愛する家族のためにー。これはパキスタンで実際に起こった事件を基に描かれる、隠された真実の物語。映画は善良なセールスマンの無謀とも言える奮闘を、真正面から力強く描きあげた。男の勇気ある行動は、信念を貫くということ、何者にも代えがたい命の尊さを教えてくれる。世界で議論を巻き起こした幻の問題作が、ついに満を持してて世界初公開となる。 (公式サイトより)
 
 
売りたい企業&セールスマン、その商品が良いと思って疑わない人々
そりゃその2つが出会えば間違いなく商品は売れるでしょう〜
 
問題なのは、リスクが分かっていてもお金のためにさらに拡大しようとする企業側
賄賂を受け取ってリスクを見ないようにする医療者側。
問題はものすごく根深いものでした。
 
もちろん、日本では衛生環境も良く、安全な水が確保されていて映画のようなことは起こらないでしょう。
しかし、今年は何度も災害が訪れ、安全な水やお湯の確保についてあらためて考えられた方も多かったのではないでしょうか。
 
 
「Birth Keeperって、母乳母乳でしょ?」
「ミルクのことをよく思っていないんだよね?」
なんて言われることもあります。
 
決してそんなことはないのです。
 
ミルクは母乳を研究しつくされて作られた、栄養学的に素晴らしい飲み物だと思います。
しかし同時に、母乳が赤ちゃんにベストな栄養であることもわかっています。
 
詳しくは以前のブログ「母乳の特典★赤ちゃんにとって」
 
 
私たちは、母乳で育てたい・一滴でも多くあげたいと思っているママさんが、
どうやって母乳をあげたらいいのか、
母乳を増やすためにはどうしたらいいのか、
困った時にはどうしたらいいのか、
困ったまま・わからないまま育児をされている ことをなんとかしたいのです。
 
そして、 母乳育児=こだわりすぎ・しんどいこと ではなく、
     母乳育児=楽しい・やってよかった  になって欲しいのです。
 
頭で難しく考えるのではなく、
「赤ちゃんが生まれたらおっぱいあげるんやな〜」になって欲しい。
 
周りに母乳をあげているモデルがいない現代、ちょっとしたコツをお伝えしたい。
 
 
Birth Keeperでは「母乳を1滴でもあげていればそれは母乳育児」と考えています。
その上で、ママと赤ちゃんがラクに幸せに母乳育児を続けられる環境を作りたいと思っています。
 
 
初の『しゃべくり☆SAMBA』には3名の助産師さんが申し込みをしてくださいました。
みなさん12分野の受講生!
 
今回は受講生さんだけのご案内だったので、今後はより多くの助産師さんが参加できるように体制を整えてまいります!
 
明日のブログでは、『しゃべくり☆SAMBA』で食べたお菓子
花が咲いた話の内容について書きたいと思います。
 
今日も読んで下さってありがとうございました。
     
Birth Keeper 竹内
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