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2018-11-20

母乳分泌促進整体と呼吸

Birth Keeperのリュウです。
 
母乳分泌促進整体を受けているお母さんの母乳分泌が、 UPしてきています。
 
母乳が止まるかも?
 
と思った時期があったので、回復に向かっている事はとても嬉しいです。
 
 
 
お母さんの整体が終わるまで待っている赤ちゃん。(👆)
 
 
今日は私が行っている母乳分泌促進整体について紹介いたします。
 
 
母乳分泌促進整体を行う前に必ず確認する事は、息を吐き続ける時間です。
 
ストップウォッチで30秒吐けるかどうかを確認します。(👇)
 
 
 
 
30秒吐けない場合、疲れが溜まっているか、何らかのストレスを受けている可能性が高いので
 
頭頂部を触診し、頭部の緊張状態を確認します。
 
息を吐けない人は、頭部の緊張も強い人が多いので、施術を行う前にまず、呼吸を整える事を行います。
 
 
上向で寝てもらい、ゆっくりお腹で呼吸をしてもらいます。
 
できない場合は、胸とお腹の上に手を置いてもらい、お腹に置いた手に意識を向かせ、吐く時にお腹を凹ませるよう指示します。
 
5〜6回程お腹に意識をおき呼吸を行えば腹式呼吸ができるようになります。
 
 
私たちの呼吸は1回で約350ml空気を入れ替えると言われています。
 
ペットボトル小一本分も空気を入れ替えています。
 
1分間に12回から16回ほど呼吸をするので約5ℓの空気を入れ替えている事になります。
 
1時間で300ℓ
 
 1日で7200ℓ
 
凄い量を入れ替えていますね。
 
もしこれが出来なければ、十分に酸素を取り入れることが出来ず、疲れやすくなってきます。
 
この状況に加え、貧血があれば、全身に酸素を送ることが難しくなり、身体が悲鳴をあげてきます。
 
日頃から心を落ち着かせ、ゆっくりと深い呼吸をする事をお勧めいたします。
 
施術では呼吸しやすい状況を作るため、胸郭の可動性ができるように手技で誘導していきます。
 
脊椎の可動性を確認し、次に肋骨の動きをサポートします。
 
特に下部胸椎と下部肋骨の動きに着目し、動きが出るようにします。(👇)
 
 
 
ここが動かない人が多いんです!!
 
ここは横隔膜があり呼吸にかなり重要な場所です。
 
あとは鳥が羽ばたくように腕を使って後ろに動かしていきます。
 
慣れてくると大きく円を描くように大きく腕を回していきます。
 
そうすると大胸筋・小胸筋といった胸の筋肉が緩み、頑固な硬さがあった筋肉が動き出して、呼吸しやすくなります。
 
母乳育児支援の12分野で受講されている助産師さんに伝えている方法です。(👇)
 
 
 
この方法ができない場合はストレッチポールに身体をおき、上向で寝てもらい大きく呼吸してもらいます。
 
胸郭が重力で下方に牽引され動きやすくなります。
 
是非一度試してください。
 
施術方法がわからない場合はいつでも気軽にご相談ください。
 
 
リュウ
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