toggle
2018-10-02

母乳育児で大切なことって?

Birth Keeper 梁です。
 
毎度毎度、母乳育児について暑苦し〜く語っているわけですが、
具体的にどうすれば母乳がうまくいくのでしょうか?
 
赤ちゃんが生まれたら、すぐに母乳をあげる?
赤ちゃんにしょっちゅう&夜中も、おっぱいを吸ってもらう?
 
ゴールデンルールは確かにあるけど、
一番大切なのは ママのハッピー♡ です。
 
 
 
 
 
 
出産・産後と、赤ちゃんが生まれたら、怒涛の日々が訪れます。
 
赤ちゃんはおっぱいを上手に吸って、
それ以外は眠っているもの・・・
と思っていたら大間違い。
 
意外な盲点は
ヒトの赤ちゃんは、自分からおっぱいを吸いに行けない、ということ。
 
厳密に言えば、
生まれて2時間以内に、
ママのお胸にハダカの赤ちゃんを腹ばいで抱っこしていると、
ぴょんぴょん♩と自分の足を使って、
おっぱいの方によじ登って行ける時間があります。
 
自分からおっぱいを吸いに動けるのは、
唯一、生まれたてのこの時だけ!!
 
この時は、赤ちゃんの本能がと〜ってもみなぎっている時なので、
肌と肌の触れ合いからさらに本能が強くなり、
ママの匂いを嗅ぎつけ、
おっぱいの匂いも嗅ぎつけて、
おっぱいにたどり着くことができるのです。
 
『根性でおっぱいを探してやるゼ!!』
赤ちゃんの意気込みを感じる時間です。
 
「おっぱいとの出会いタイム」です。
 
カンガルーの赤ちゃんみたいですよね。
 
そしてこの時におっぱいを吸えた子は、
後々と〜っても上手におっぱいを吸える子に成長することが多いのです。
 
しか〜し!
この時期を逃すと、とたんに日中は眠りの世界へ・・・。
 
もう『自分でハイハイしてでもおっぱいに辿り着いてやるゼ!!』
という動きは、成長しないと見れなくなります。
 
唯一残されている救いは、探索反射と原始反射。
 
ママの匂いを少しでも嗅ぎつけると、
まるでピラニアのようにハウハウと口をパクつかせておっぱいを探します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハフハフ・・・ぱくぅ!!!
 
でもそれ以外は、
全くもって自分からおっぱいに向けて動くことはできません。
 
目は見えないし、自分で手足は動かすことがなかなかできません。
 
 
 
 
 
 
「生まれたら、赤ちゃんは勝手におっぱいを吸ってくれるものだと思ってた・・・」
 
産後によく聞く、
「こんなはずじゃあなかった!」の一つです。
 
赤ちゃんを抱っこするのも一苦労。
 
赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうのも一苦労。
 
「母乳育児は、赤ちゃんが吸えば吸うほどよく出るようになります♡」
・・・それができへんのやないか〜い!!
となるわけです。
 
やっとのことで、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらって
やっと授乳が終わると、すでに1時間が経過。
 
すぐに次の授乳がやってきます。
 
授乳の時間以外は自分の時間〜♡と思っていたのに、
 
フタを開けたら
 
授乳以外は泣いてるやん!!
 
ずっと抱っこやん!!
 
なんじゃあこりゃあ!聞いてないよ〜!
 
・・・となるわけですね。
 
新米ママさんは毎日クタクタです。
 
 
 
 
 
 
母乳育児で大事なのは、ママのハッピー。
 
つまり、ママのココロとカラダが健康であること。
 
ママのココロとカラダが疲弊しきっているのは絶対にNGです。
 
産後の疲れはもちろん、
ママ一人が家事・育児を背負っている場合も、
疲れは絶対に取れません。
 
眠れない・休めないのカラダの疲れは、
ココロの疲れにまで発展します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おっぱいまでが遠すぎる・・・。
日本はこんなママが多すぎます!!
 
 
赤ちゃんはママのココロの状態を敏感にキャッチします。
 
いろんなサポートが充実してて、カラダも元気!
 
不安よりも楽しみが多い、ココロがワクワクなママは
本能が働きやすくなり、おっぱいはよ〜く出る。
 
赤ちゃんも穏やか。
 
カラダの巡りが良いため乳腺炎知らず。
 
サポートがなくて一人で頑張ってる、カラダがぐったり。
 
不安な気持ちも強く、ココロも疲れているママは
本能が働きにくくなり、出るもんも出ない。
 
赤ちゃんもよく泣きます。
 
カラダの巡りがよくないため、乳腺炎もしょっちゅう。
 
 
母乳育児は
かわい〜い♡
ウレシ〜♡
たのし〜い♡
オイシ〜イ♡
と思えるような環境にいることが大事。
 
ママのハッピー♡がと〜っても大事なのです。
 
 
 
 *イメージです
 
 
ママが
可愛いからおっぱいをあげたい♡
可愛いから抱っこしたい♡
と思えると、母乳育児は自然とうまくいきます。
 
 
よく笑い、イキイキしているママは、
自然と
可愛いから母乳をあげたいし、
可愛いから抱っこしたい。
 
自然と抱っこが上手になるし、
赤ちゃんはおっぱいに吸い付きやすくなり、
授乳がとっても上手に。
 
母乳も出まくります。
 
しんどくて、気持ちも落ち込んでるママは、
しんどすぎて授乳はできないし、抱っこもできない。
 
抱っこに不慣れだと、赤ちゃんはおっぱいを見つけにくく
授乳がなかなかうまくできない。
 
母乳はなかなか出にくくなります。
 
お産がスムーズかどうかもポイントですよね。
 
お産がしんどくて疲弊しきっているママが、
疲労回復していないまま、根性でおっぱいを吸わせ続けたとしても、
基礎である「ハッピー♡」が欠落しているので、
うまくいくわけがありません。
 
母乳育児がうまくいかない、と悩んでいるママ、
あなたが悪いのではありませんよ!!
 
今一度、自分のココロとカラダが元気かどうか、
ちょっと考えてみてください。
 
そしてママのハッピーを、一時的なものではなく、
ずっと続くようにしてほしいのです。
 
妊娠中の方なら、いまの時間を準備の時間にしてください。
 
安産のためのカラダ作りの時間。
 
産後、安心して過ごせるようになるための巣作りの時間。
 
お産がゴールになってしまう人がとても多いけれど、
 
それからの、産後の生活を先取りして考えてほしい。
 
いろんな人に頼ってほしい。
 
そして産後のママさん。
 
兎にも角にも、猫の手も借りてください。
 
一番身近な人に頼ってください。話をしてください。
 
日本のママは背負いすぎ。
 
いろんな荷物を一つずつ降ろしてみてください。
 
 
 
 
 
 
無理をすれば一人でできるかもしれない。
 
でも赤ちゃんを本っっっ気で可愛い〜♡と思いながら育児ができるか。
 
一人で頑張りすぎると、少しずつ余裕がなくなります。
 
余裕がなくなると、可愛いと思えなくなるのは当然です。
 
*実は私はこのパターンで、産後うつ直前まで行きました・・・。
 
なのでみなさんには、
今、この時しかない赤ちゃんの可愛さを、
どうか楽しめるように準備して欲しいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
さてさて、なんのお話でしたっけ???
 
母乳育児は ママのハッピー♡が大切
というお話でしたね。
 
なのでずっとず〜っと
 ↓ ↓ ↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ↑ ↑ ↑
 
こ〜んな気持ちでいられるよう、
今から準備しておくんだよ〜
いろんな人に手伝ってもらう準備をしておくんだよ〜
 
と、ママと赤ちゃん応援団は言い続けていくのでした(^ ^)
 
妊娠中のみなさん、
子育て中のみなさん、
自分のゴキゲン、とってますか〜???
 
 
★その「準備」についても、また書きたいと思います
 
 
関連記事