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2019-01-29

『カニ』から『ヒト』へ

Birth Keeperのリュウです。
 
寒いですね!
 
この寒さもあと1ヶ月。
 
風邪をひかないよう、睡眠をしっかりとり、
 
身体が温かくなる食事を取るようにしましょうね。
 
 
 
今日の話は
 
『カニ』から『ヒト』へ
 
です。
 
 
動物の体表の構造で分類すると、
 
体表が『硬い動物』と『柔らかい動物』
 
に分かれます。
 
 
私たち(ヒト)は、身体の中に骨を作り、
 
柔らかい筋肉や皮膚を外に作ったので、
 
『内骨格』
 
と言います。
 
体表が『柔らかい動物』です。
 
 
その逆で
 
カニのように
 
身体の外を甲冑の様なもので固めた
 
体表が『硬い動物』は
 
『外骨格』
 
と言います。
 
 
クワガタやカブトムシなどの昆虫も
 
『外骨格』の動物ですね。
 
 
私たち(ヒト)は、『内骨格』なので、
 
しなやかな動きが出来るようになっています。
 
『内骨格』を持つ動物は、支持や運動性の面で外骨格より優れているのです!
 
 
 
怪我をしたり、痛みを訴えたりしている人の中に
 
カニや昆虫のように身体が硬い方がいてます。
 
 
身体が硬くなる理由として
 
1.怪我や間違った動きで、表層の筋肉が硬くなる。
 
2.精神的なストレスで力が抜けず、筋肉の柔軟性が欠如している。
 
3.心身がともに冷えている。
 
4.全く動いていない。
 
などがあります。
 
 
私たち(ヒト)の動きは
 
直立二足歩行という、他の動物にない特殊な動き方をしております。
 
 
二本足で移動する為、位置エネルギーから運動エネルギーの転換が効率よくなり、
 
省エネルギーで動けるという、とても素晴らしい特徴が備わっています。
 
 
身体の中にある骨でしっかり支え、
 
身体の中心にある筋肉(体幹)を使い
 
安定して四肢を自由に動かす事ができます。
 
 
 
なので、カニのように身体が硬くなっている
 
『外骨格』の様な人は、
 
中が不安定で、外の筋肉を使いすぎ、
 
足や肩、腰などに痛みが生じやすくなってきます。
 
身体の中心にある安定する筋肉、体幹を使えるように、変えていく必要があります。
 
 
私がチェックする身体の部位は
 
すねの筋肉です。
 
ここが硬い人が多い!
 
 
足裏に荷重がかからない状態を作り(ベッドに寝てもらいます)、
 
すねを触るとカチカチ。
 
足の指が、頭の方に上がっている人を多く見ます。
 
その殆どが、膝や腰の痛みを訴えられます。
 
スムーズな身体の使い方になっていないと判断できます。
 
おそらく、体幹の筋肉(コア)が働いていないだろうな?
 
と判断します。
 
 
身体の動きは
 
その人が使ってきたパターンがあります。
 
使ってきた刺激が脳に伝わり
 
身体地図を作り上げてしまっています。
 
『ボディーマッピング(身体地図)』
 
と言いますが、このボディーマッピングを
 
変えていく必要があります。
 
 
施術や運動を通して、
 
新しい身体の地図を作っていきます.
 
 
まず、ゆるゆる身体を動かし、力を抜くことから行なってくださいね。
 
『カニ(外骨格)』から『ヒト(内骨格)』へ
 
身体を変化させていきましょうね。
 
産前・産後の身体の痛みにも有効です。
 
 
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