夏の母乳育児★水分不足にご用心
おはようございます!
いよいよ夏到来ですね(^ ^)
赤ちゃんを迎えての初めての夏を迎える方もいらっしゃると思います。
蝉の声、入道雲、朝顔・・・夏を感じさせてくれるものがたくさんありますが、助産師にとっての夏の風物詩といえば、『THE おっぱいのつまり相談』です。
おっぱいが詰まった、しこりができて痛い・・・と、暑くなると急に増えてくるおっぱい相談。
ママさんたちの相談を受けるたびに、今年も夏がやって来たな〜、と思います。
おっぱいが詰まるのは、おっぱいの流れが良くない場合に起こります。
おっぱいの材料は血液です。
汗をかくとその分水分が失われますので、血の流れが悪くなり、その結果おっぱいもつまりやすくなります。
そして赤ちゃんも、暑さによる寝苦しさや不快感で、おっぱいの飲みが悪くなることも。
他にも、夏の疲れや冷たいものの摂りすぎによる内臓の冷えなど、おっぱいが詰まるトラップが夏にはたくさん仕込まれています。
そして母乳育児をされているママは、汗におっぱいに・・・と、体内の水分がたくさんそちらに奪われて、便秘にもなりやすいのでご注意を!!
赤ちゃんを迎えての初めての夏を楽しく過ごすためにも、ママの水分摂取には気をつけてください。
冷たすぎないお茶やお水はもちろん、具沢山の味噌汁やスープなどもGoodです(^o^)
はぐはぐはぐ☆
そんなものではなく、おっぱいの方を吸ってよ〜。
哺乳ストライキ中のCちゃん(^ ^)
余談ですが、生後6か月未満の母乳だけで育っている赤ちゃんには、お白湯などは必要ありません。
母乳って濃いですよね。
コッテリなイメージから、喉が乾くのでは?と思うかもしれませんが、母乳の88%は水分なので、生後6か月未満の赤ちゃんは母乳だけで大丈夫なのです。
また、母乳とは違うものを飲んだ場合、その分母乳を飲まないことになるので、母乳の流れが悪くなって詰まりやすくなってしまいます。
赤ちゃんにたくさん飲んでもらって、流れの良いおっぱいにしていきましょう。
おっぱい詰まりトラップだらけの夏を、何事もなく無事に過ごせたなら大ラッキーです☆
疲れをためず、おっぱいもためず・・・で乗りこえてください。
みなさんにとって、楽しい夏でありますように(^ ^)
★Birth Keeperでは、急なおっぱいの詰まりや乳腺炎のご相談もお受けしています。
ママたちのかかりつけ助産師・おっぱい110番委員を目指しています★