貧血改善その3 フェリチンを増やせ!
Birth Keeperのリュウです。
フェリチンを『50』まで増やす方法をお伝えしております。
前回はフェリチンを増やすには
鉄とタンパク質摂取が大切だと伝えしました。
今回は鉄の話です。
『非ヘム鉄』と『ヘム鉄』について説明します。
『非ヘム鉄』と『ヘム鉄』は良く聞くのですが、どんな内容か知らない人が多いのではないでしょうか?
『非ヘム鉄』はほうれん草やひじきなどに入っている鉄です。
前回ブログで説明しましたね。
「貧血気味の時は、ほうれん草やひじきをたくさん食べるとよい」
と小さい頃によく耳にしました。
『よし!今日から貧血改善の為に、ほうれん草・ひじきを多く摂取するぞ!』
と行きたいところですが…
ここで問題が発生します。
問題1:
現在、ほうれん草やひじきに含まれている『鉄』の含有量は、昔と比べかなり減っていると言われています。
これはある会社からもらった栄養素のデータです。
これを見ると形は変わっていないが、栄養素が激変しているのがわかりますね。
昭和27年と比べ平成13年のほうれん草の鉄分の含有量が84%ダウン!
非ヘム鉄で20mgの鉄を補おうとすると、ほうれん草1000g(1kg)!
かなり量が必要になって来ます。
なので最近、こういう物が人気だそうです。
問題2:
また、ほうれん草やひじきに含まれている鉄は、3価の鉄と言って吸収率が低い鉄です。
吸収する際に活性酸素が発生するので、食する際はレモンなどを絞って食べるなど工夫が必要です。
問題3:
非ヘム鉄は吸収される時、胃に負担をかけるので胃が丈夫でないと吸収しにくくなります。
なので、
私がお勧めするのは『ヘム鉄』です。
『ヘム鉄』とは?
食品中にヘムたんぱく質として含まれる鉄の事です。
『ヘム鉄』を勧めする理由は(⬇︎)
お勧め1
動物性タンパク質に多く含まれている『ヘム鉄』は、ポルフィリンに包まれているので活性酸素を発生が少ないです。
お勧め2
非ヘム鉄と比べ5〜10倍吸収率が高いです。
お勧め3
ヘム鉄はレバー、マグロ、牛肉などに含まれているので、同時に動物性タンパク質の摂取ができ貧血改善に効果的です。
なので、
ほうれん草・ひじき→マグロ・レバ・牛肉の摂取を促しています。
身体は日々入れ替わっています。
4ヶ月後には体質が変化しています。
4ヶ月前の身体と4ヶ月後の身体では、別な物になっていると思ってくれても良いです。
外見は変わっていないのですが、中身が入れ替わっています。
なので、1週間や2週間で結果を出すというような短期戦ではなく、出来るだけ4ヶ月をかけて体質を変化して行く方が、無理なく変化できます。
これから妊娠・出産を考えている方は、早期からフェリチン値を調べ、潜在性の鉄欠乏性があるかどうか、確認する事をお勧め致します。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Birth Keeper リュウ