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2019-01-11

母乳育児トラブル 〜吸啜困難あるある その1〜 

こんにちは!
 
今日から母乳育児のトラブルを、ブログでもご紹介したいと思います。
 
基本的にエビデンスに基づいた内容をお届けしますが、
 
私たちなりに得た教訓も合わせてご紹介していくつもりなので、
 
どの文献にも書かれていないような発見や考え方も含みます。
 
いろんなトラブルをシリーズでご紹介していくので、
 
「こういう考え方もあるんだ〜」と、楽しんでいただけたら幸いです。
 
 
 
 
1.吸啜困難
 
ママと助産師を悩ます吸啜困難。
 
「バースキーパー」を「吸啜キーパー」に変えようかと思うほど、
 
依頼がとっても多い吸啜困難。
 
 
おっぱいは吸いたくないのよぉ〜〜〜!!
ギャン泣きもあるあるです。
 
 
かな〜り興味深いケースにたくさん出会いました。
 
吸啜に関する症例が続くと、勉強し研究し・・・の日々が続き、
 
ママの頑張りの甲斐もあって、
 
吸えるようになる赤ちゃんが増えてきました。
 
私たちなりに見えてきたもの。
 
吸啜困難だった赤ちゃんが吸えるようになるには、
 
ある共通した条件があり、
 
吸啜困難になるにも、
 
ある共通した条件があるように感じます。
 
とてもユニークな「あるある」に行き着いたので、
 
吸啜困難で悩んでいる人に読んでいただきたいと思います。
 
 
「吸啜困難あるある」
 
1 本能をくすぐれ!
2 赤ちゃんのタイプを見極めよう!
3 こじらせるのは賢い赤ちゃん!
4 こじらせるのは我々助産師!
5 助産師にもエンパワーを!
*あくまでもバースキーパー目線です
 
 
本日は1の「本能をくすぐれ!」です。
 
私たちは哺乳類。
 
太古の時代から母乳を飲んで生き抜いてきた生き物です。
 
地球で生きる哺乳類であれば、
 
生き延びるための力として、母乳育児ができる本能は備わっているはず。
 
いつの時代にも母乳育児はありました(^ ^)
 
本能というのは、その生き物に仕組まれた、生きるためのプログラム。
 
自動的に動きだす仕組みです。
 
お産後の女性の体には、母乳工場というプログラムが設定されていて、
 
そのプログラムを作動するきっかけは、商品の「発注」。
 
つまりは赤ちゃんの「吸い」です。
 
早くからの赤ちゃんの吸い(発注)が多ければ多いほど、
 
プログラムは早くスイッチオンされ、
 
母乳工場の規模は大きくなり、
 
母乳(商品)が多く作られていきます。
 
この往生の規模が決まる時期は、産後9日頃と言われているので、
 
産後9日頃までに、どれだけ多い回数の発注をかけるかが勝負です。
 
産後9日頃までは発注の回数が多ければ多いほどいい!!
 
 
工場の規模が決まれば次は、
 
母乳(商品)が、売れた分だけ作られる時期がやってきます。
 
これが産後9日目以降くらいだと言われています。
 
この時期からは、母乳(商品)をしっかり売りさばいていくことが大事。
 
単なる刺激だけでは母乳(商品)が外に出て行かないので、
 
しっかりと母乳(商品)を外に出すことをしていくことが必要です。
 
商品(母乳)が残っていると、
 
「売れへんな〜。在庫が多いな〜。人気ないな〜。」と分析して、
 
その後の分泌が減っていくことがわかっています。
 
 
産後9日以降の注意点。
赤ちゃんがたくさん残すと・・・
 
売り上げが伸び悩み・・・
いろんな機能が低下して、味も量も落ちてきて・・・
赤ちゃんが飲まなくなり・・・
ついに母乳工場は倒産!!
産後9日以降は、しっかり商品を売りさばくことが大事!!
『溜めてからあげる』は間違いです!!
 
 
 
ヒトの体はムダが嫌いなので、儲からない商売はいたしません。
 
この一連のプログラムが、一気に動き出すように仕組まれているのです。
 
母乳育児するための本能。
 
人体の神秘ですよね。
 
 
 
 
そしてやっと本題へ。
 
吸啜困難の場合、吸うことができないわけですから、
 
きっかけである商品への発注がかかりません。
 
さて、どうやって本能をくすぐっていくのか・・・。
 
 
次回に続きま〜す(^ ^)
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