Birth Keeperのリュウです。
先日、昼の時間を利用し、
兵庫県尼崎市にある、くわえ鍼灸整骨院を訪問して来ました。
くわえ鍼灸整骨院は『治療から予防へ』というスローガンを掲げ、施術されています。私の院と同じスローガン(笑)
訪問理由は、11月からくわえ鍼灸整骨院で勤務されている栄養士との打ち合わせ。
内容は、私が自院で行なっている栄養指導の話・使っているサプリメントの話・Birth Keeperで活動している話も伝え、参考にしてもらいました。
栄養士の竹内さんはとても熱心で活動的でした。
今後、くわえ鍼灸整骨院の活動が楽しみです。
近くに住まれている方は、是非のぞいて下さい。
さて、昨日のご来院はこの方です。
笑顔が可愛い男の子です。
里帰りで実家に帰って来ました。
昼の時間を使って、お母さんのケアをしました。
朝から晩まで、赤ちゃんの面倒を見ているので大変。
赤ちゃんを抱っこするので、お母さんの腰や肩、腕はパンパンです。
授乳する場合、お母さんの身体は、背骨が『くの字』に曲がります。
『くの字』に曲がった状態で、動くことが出来なくなり固まります。
背骨の動きが止まり、周辺にある腰や肩の筋肉が固まって来ます。
私たちの身体は、動く事により、筋肉が収縮し血液を身体の隅々まで運んでくれます。
血液が流れ出すと、細胞に酸素と栄養を運び、老廃物を回収して身体の状態が維持されます。
動きがないと、血液の循環がうまく行かなくなり、局所の虚血が起こり、怠さや痛みが出やすくなります。
目に見えている血管は、大きな血管です。
血管は私たちの身体の中に9万キロあると言われています。
『9万キロ?』 といわれても想像がつきません。
地球1周は、4万キロ。
なので、地球2周と1/4の距離です。
その血管の90%以上が毛細血管です。
細かい、血管です。
この細かい血管を使うには、運動、マッサージ、お風呂…などが有効です。
なので、出来るだけ授乳した後は、腕を大きく動かすか、上半身をそる、上半身をひねるように心がけて下さいね。
あと、筋肉に対しては
揉むのではなく、皮膚を滑らす。
筋肉は、アクチンとミオシンという筋肉の線維が、滑る事によって縮みます。
施術は揉むより、皮膚を摩ったり、滑らしたりして滑走を促します。
皮膚が動き出すと、皮膚の下にある、神経も動き、筋肉を包んでいる筋膜、浅筋膜も動き出します。
浅筋膜が動き出すと、深い筋膜も動き出します。
なので、私の施術は、強く揉む事は基本的にないです。(昔は良く揉んでいましたけどね…)
睡眠が取れたら身体も回復するのですが、夜泣きで起こされ睡眠不足。
回復する身体も回復しません。
寝不足のお母さんが一番元気が出るのは、赤ちゃんの笑顔。
この笑顔で癒され、元気が出ますね。
Birth Keeper リュウ