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2018-12-07

性教育話:二次性徴は変化ではなく『進化』である

Birth Keeper 竹内です
 
先日の性教育の話に続き、本日は二次性徴のことについてのお話ししたいと思います。
 
小学生の高学年〜中学生への「いのちのお話」の内容の中には『二次性徴』のことが盛り込まれます。
 
「二次性徴」についての内容を盛り込みたいのは、小学校側からの要望でもあり、こちらの希望でもあります。
 
 
私自身が子どもの頃、『二次性徴』について保健の授業で勉強したけれど、自分自身の身体に起こって初めて他人事ではなかったのだ「どうしよう」「恥ずかしい」と思ったのを覚えています。
 
初めての生理の時は母親に伝えたけれど、他の家族に言われるのが恥ずかしく、家族でお祝い事とされるのがなんだか嫌だな〜と言う気分になった記憶があります。
 
皆さんはどうだったでしょうか?
 
 
二次性徴をどのように捉えるかは、その子どもによって様々だと思います。
 
「大人になった」
「みんなと同じになった」
「うれしい」
「恥ずかしい」
「嫌だ」
「最悪」
「面倒くさい」
 
プラスの感情とマイナスの感情が入り混じることも多いですよね。
 
 
うちの長女はみんなよりゆっくり二次性徴がおとずれています。
みんなが二次性徴の話をしていても、ちょっと乗り遅れているそう。
ある時、私と長女・次女でお風呂に入りました。
 
久々に3人で入ったのですが・・・
 
次女、久々に長女を見て
「うわ!めっちゃ進化してるやんか!!」
と指差し〜
 
おい、ポケモンの進化形か?!
とツッコミたくなったのですが、それと同時に「進化か…いい言葉やな」と思ったのです。
 
「大人になっていく」変化のことを「進化」と捉える。
 
さすが次女
股間=ロマンの娘
  詳しくは11月28日のブログ参照
 
そんな次女ももうすぐ4年生。
二次性徴がおとずれるでしょう。
次女は進化することを今は嫌がっております。
どうなることやら・・・
 
小学校でも家庭でも、お伝えしているのは、
 
・「二次性徴」はいのちを繋いでいくための準備・大人になるための準備。
 
・とらえ方は人それぞれであること。嫌だと思っても良いこと。
 
・大切なことだからこそ、何年も何年もかけて変化(進化)していくこと。
 
・大人たちは、あなたたちの二次性徴をうれしく思っていること。
 
などなど
 
もちろん、心の変化やLGBTQのことについてもお伝えしていますよ。
 
 
自分自身に二次性徴がおとずれた時、
プラスの感情であれマイナスの感情であれ
 
受け入れられること
悩んだ時に相談できること
相談できる環境であること
 
とても大切なことだと思っています。
 
 
↓ こんな次女ももうすぐ二次性徴〜(写真は昨年末・最強の玉ねぎ対策)
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